【耐用年数30年】オートンイクシードの特徴4選 価格差は欠点?

※本ページはプロモーションを含んでいます。

オートンイクシードの特徴4選

いなり

戸建住宅の外装に詳しい、住宅資材のメーカー勤務8年目のサラリーマンです。戸建住宅の新築、改修について発信しています。特に外壁(サイディング)やシーリング(コーキング)のニッチな内容が得意です。わたし自身5年前に戸建住宅(建売)を購入し、そのとき気になった点や大変だったことをまとめて発信しています。

ラビちゃん

リフォーム業者のHPでよく見る、長寿命コーキングの「オートンイクシードってなに?」

ガマくん

普通のコーキングと何が違うんだろう?人気の理由について知りたいなぁ…

住宅の塗り替え工事の費用ってバカにならないですよね。

特に、外壁よりも先にコーキングがダメになってしまうことがほとんどです。

新築時に使うのも良し、改修工事で使うのもなお良しなのが、オートンイクシードなんです。

どうせなら、長持ちするものを使ってメンテナンスサイクルを伸ばしましょう!

本記事では、業界で人気急上昇中のオートンイクシードの特徴を4つ紹介!

良いことばかりでなく、欠点も紹介します。

本記事を読み終わるころ、きっと

「コーキングを指定するならオートイクシード以外あり得ない!」

と思っていることでしょう。

住宅業界で働くメーカーで、100社以上のリフォーム業社へ営業をしてきた筆者が、オートンイクシードの魅力を徹底解剖します!

製造メーカー「オート化学工業」

一成分系のポリウレタン系コーキングに特化した製造メーカーで樹脂の開発から自社で行っており、技術力に定評があります。

コーキングメーカーとしては歴史が長く、40年以上の販売実績を持っており、一成分系ポリウレタン系コーキングの市場シェアの8割を占めています。

その他メーカーについてもこの記事にまとめていますので、読んでみてください。

オートンイクシード特徴4選

「脅威のゴム物性と接着力」

ポリウレタン樹脂の特性でもあるゴムの強度生かし、プライマーを併用することで脅威のゴム物性と接着力を発揮します。

公式YouTubeより抜粋

この両方を兼ね備えることにより、上記画像の引張試験において、1000%の伸びを実現しています。

一般的なコーキングは300%〜400%でコーキングが破断してしまっています。

「繰り返しの動きに対する耐久力」

公式ガイドブックより抜粋

サイディング目地は、目に見えない程度に常に拡大と収縮を繰り返しています。これを再現した繰り返し試験を行うことで耐久力の評価をします。

公式ガイドブックより抜粋

一般品は4000回(10年相当)他社高耐久品は8000回(20年相当)破断や剥がれが発生する中、

オートンイクシードは30年以上の動きを想定した12000回の繰り返し試験を突破。長期にわたって防水性能を発揮します。

「劣化しにくい超高耐候」

紫外線に対しての強さを表す耐候性においても耐用年数は30年

紫外線を人工的に発生させる試験機で、30年分のダメージを与えても劣化が確認されなかった。

また、日本全国の「暴露試験場」と言う施設で、自社コーキングを設置し、劣化状況を確認することで

試験品との相関をとっているため、データの信用性は高いと考えられます。

ちなみに一般品は7〜10年でコーキング表面劣化。他社高耐久でもここまでの性能品は少ない。

公式ガイドブックより抜粋

「塗装可能なノンブリードタイプ」

一般的なコーキング剤には、作業性の向上を目的に「可塑剤」と呼ばれる成分が配合されています。

可塑剤とは

コーキングに配合されている成分で、モノを柔らかくする成分です。これは、コーキング業者の作業性を上げるために配合されています。しかし、可塑剤は経年で流失してしまいます。モノを柔らかくしている成分が抜け出すことでコーキングそのものが硬質化してしまいます。ノンブリードやNBと表記のあるものは、可塑剤無配合または流失しにくい設計がされています。

可塑剤を使用せずとも柔らかいコーキングの開発に成功しています。

こうして30年と言う長期にわたって、コーキングの柔らかさを維持し、塗装も可能にしています。

コーキングの劣化に関しては、この記事にまとめていますので、興味のある方は見てみてください。

適正な目地形状、施工がなされなければ、オートンイクシードの本来の性能は発揮されません。
より良いものを使用する場合、正しい知識をつけておくことをおすすめします。

オートンイクシードの欠点2選

職人泣かせ

環境下によって作業性や硬化性に変化があるため、1成分系コーキング剤は夏用と冬用など、季節によって作り分けられることが一般的です。

ですが、オートンイクシードは通年タイプしかなく、季節によって気を遣わなければいけない点が多々あります。

夏場湿度が高いため、コーキング打設後の硬化が早いため、その後の作業を急ぐ必要があります。

逆に冬場は乾燥していることで、コーキングの硬化が極端に遅くなります。

リフォーム業社の話だとコーキング工事後、塗装工事に移るまでに1週間〜10日以上の養生が必要とだとか。

長い期間、足場を設置していると言うのは防犯上あまりおすすめできませんね。これがデメリットの一つと言えます。

季節によって作業性に大幅な変化があるオートンイクシードは、まさに職人泣かせであり、よく言えばプロ仕様と言うことですね。

価格が高い

一般品と比較すると材料費だけで2倍近くのアップは避けられません。

また、上記のように取り扱いが難しいと、施工者の施工費用も一般価格より上がってしまうケースもあるかもしれません。

考え方次第ですが、コーキングの費用2倍でも一般品の3倍持つのであればお得ではないでしょうか。

初期費用を多めに支払うことで、メンテナンスサイクルを延長。長期的なコスト削減につながると筆者は考えます。

ハイスペック製品にこそオートンイクシードを!

新築時

KMEW:レジェール.光セラ18.光セラ

ニチハ:プレミアムシリーズ.モエンエクセラード(14以外)

2大サイディングメーカーのハイスペックサイディングです。

保証内容やコーキングのスペック等、詳細にまとめていますので、ご確認ください。

改修

無機系、フッ素系などの長寿命塗料。ここ数年で増えはじめたのが、無機系やフッ素系の塗料です。

これとともにオートンイクシードも市場で広がってきたイメージですね。

一点注意点があるとすれば、無機系やフッ素系の塗料は塗膜が硬いものが多いので、

コーキング上に塗られた塗膜が割れる可能性があります。

基本的にコーキングメーカーも塗料メーカーも、割れについては免責となりますので、これを踏まえた上で選びましょう。

ハイスペック製品選ぶ場合、相手となる製品と同等性能になるように選ぶのがポイントです。

外装においては、間違ってもある一点だけのグレードアップはやめましょう。

まとめ

まわしものと思われるくらいベタ褒めですが、

高耐久品を使うなら筆者は「オートンイクシード一択です」

  • 超高耐久
  • 超高耐候
  • 圧倒的なゴムと接着力
  • ずっと柔らかい、塗装も可能

筆者の家ももちろんオートンイクシードが使用されています。築後4年ほどになりますがピンピンしていますよ。

今後何かあればブログにアップすると思います。

興味のある方は公式カタログやガイドブック、YouTubeなどで、詳細が確認できますのでぜひ参考にしてみてくださいね。

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