コーキング工事の工程と雨の日の施工がNGの理由

外壁リフォームの基礎知識

『コーキング工事って?』雨の施工はNG!道具の使い方と手順解説

コーキング工事ってなに?どれくらいの時間がかかるの?

雨の日に工事してはいけないって聞いたけれどなぜ?危険だから?

家を建てる上で重要な工事なのですが、認知度の低いコーキング工事。

見た目は地味ですが、家を雨水から守るために重要な役割を果たしています。

コーキング工事は一つの工程を省いたり、手を抜くとすぐに不具合につながってしまいます。

数年で劣化したり、剥がれてしまううと、雨漏りのリスクが一気に上がってしまいます。

もし、外壁塗り替え工事等で、雨の日のコーキング施工を見つけたら、必ず指摘しましょう。

本記事では、コーキングの正しい施工方法と手順、雨の日のコーキング工事の危険性について解説します。

結論

  1. コーキング工事の工程は、細かくすると10工程以上ある
  2. コーキング工事の工期は1日〜3日程度
  3. 雨の日の施工はNG!雨が続くと工期が伸びる

雨が降ると、コーキング工事はストップしてしまうため、ゆとりを持った工程の作成が必要です。

なぜ、雨が降ると、コーキング工事がストップしてしまうかも解説しています。

この記事を見て、一人でも多くの方にコーキング工事の大変さを知ってもらえたら嬉しいです。

コーキング工事とは何?

サイディング同士の隙間とサッシ周りなどの開口部の目地にコーキング材を充填する作業です。

新築の外装工事では後の方になります。工期はおよそ1〜3日程度です。

コーキング剤の詳細については下記記事をご覧ください。

コーキング工事手順①.確認作業.清掃.バックアップ材の使い方

1.天候の確認です。作業途中に雨が降ってしまうと、途中で切り上げないといけないので最新の注意が必要です。

2.指示通りの材料が必要数量あるかの確認。色が間違っていないか、古い材料ではないかの確認も必須。

3.前日の雨や冬場の結露などで、目地が湿っていないか確認。濡れているだけで様々な不具合につながってしまうので要注意!

4.目地の清掃. サイディングは現場で切断することが多いため、目地にカスなどが付着しているケースがあります。

5.目地が適正な形状で確保されているか。(推奨目地幅10mm以上 深さ8mm以上)

6.深さが幅を超えてしまう場合、バックアップ材で調整します。

 バックアップ材とは目地底へ充填するスポンジ状のもので、コーキングの3面接着の回避充填深さの調整目地底の形成を目的として使用されます。適正な目地形状にしなければ、コーキング 本来の性能が発揮されなくなります。

詳細は下記記事にまとめています。

コーキング工事手順②.マスキングテープの使い方

1.サイディングの種類(表面塗装)に適したマスキングテープが使用されているかの確認をする。

2.柄の凹凸にあわせて、目地際いっぱいに綺麗に圧着させて貼っていく。

 目地際から離れすぎたり、テープの圧着が甘いと白化不具合や見た目が悪く仕上がってしまう可能性があります。

コーキング目地をきれいに見せるには、マスキングテープの貼り方が重要になってきます。近年では、職人泣かせの凸凹のサイディングが増えてきています。現場では「マスキングテープ貼りが綺麗」≒「腕のいい職人」と認識されることも多いです。

コーキング工事手順③.プライマーの使い方

1.専用のプライマーであるかの確認。必ず未開封の新品をしようすること。

2.目地が乾燥していることを確認し、塗りムラやカスレがないように十分に塗布する。

3.塗布後はオープンタイム(乾燥時間)を充分にとって乾燥させる。

コーキング材の本来の性能を引き出すプライマー塗布は全肯定の中でも一番重要な作業と言っても過言ではありません。

コーキング工事手順④.コーキングガン、ヘラの使い方

1.コーキングガンで充填します。ノズルの先端を目地幅と同じくらいにカットし、先端を目地底につけて充填します。この時、気泡が入らないように注意して充填します。

2.充填後にヘラ抑えを行います。目地底に向けて十分に抑えることで、貴方を追い出し、表面を平滑に仕上げます。

3.マスキングテープを除去します。周りに付着しないよう、丁寧に剥がしていきます。

4.外壁やサッシなどにコーキングが付着していないかの確認を行います。付着していた場合、しっかりと拭き取ること。

5.作業を終えた道具等を洗い、コーキング工事の終了です。

コーキング工事は簡単そうに見えて、意外と作業が多いのです。

コーキング工事の工期

物件の大きさによって異なりますが、戸建て住宅ですと、おおよそ、1日〜3日です。

もちろん、当日工事に参加する人数によります。このことを人工(にんく)と呼びます。

1人が1日工事に入ることを1人工と数えます。4人工あれば、当日中にシーリング工事が完了することが多いのです。

余談ですが、コーキング工事は基本的に、サイディング施工店に依頼されます。

なので、サイディング工事の工程に含まれることがほとんどです。

雨などで工期が伸びた際に、工期ギリギリで仕事に入ることも多く、急かされることが多々あります。

コーキング工事は雨の日の施工はNG!その理由は?

外壁の湿り

サイディングが濡れている状態なので、マスキングテープを貼り付けることができません。

目地の湿潤

被着体が湿っていると、プライマーを塗布してもはじかれて雨に流されます

雨の日に限らず、被着体の乾燥状態の確認は必須です。

危険

足場作業のため、滑って落ちてしまう危険性があります。

毎年高所作業での転落事故も多いため、雨の日の施工は基本的には禁止です

まとめ

  • コーキング工事の工程は、細分化すると15工程ある
  • コーキング工事の工期は1日〜3日程度(人工にすると3〜4人工)
  • 雨の日の施工はNG!というかできない。無理にすると危険

余裕をもった工程表が作られていると思いますが、雨が降ると工期が伸びることは頭に入れておいてください。

無理に作業を急がすと、思わぬ不具合や事故につながります。

  • この記事を書いた人

nora913

外壁リフォームに携わる製品の営業を7年目。外壁、防水、塗装に関するクレームでの現場調査件数は300件以上。100社以上のリフォーム業者や塗装業者、防水業社へアプローチ。日本シーリング協会が発行する「シーリング技術管理士」取得。
兼業ライターとしても活動中。

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