AT-WALLシーリングレスサイディング、ガーディナルとは

外壁リフォームの基礎知識

【旭トステム】シーリングレスサイディング ガーディナルの性能

シーリングレスサイディングが普及している中、ニチハのフュージェはさまざまなところで耳にしますし、採用されている住宅が多いので、歩いているとすぐ見つかります。

とある大手ハウスメーカーでも採用されているとかいないとか…

それに引き換え、旭トステムの「ガーディナル」はどうでしょう。

正直、外壁メーカーはニチハ、KMEWの2強だと感じます。

ですが、シーリングレスを選ぶ際、同じシーリングレスのフュージェと比較して何が違うのか気になるところですね!

住宅業界の営業で7年勤務、特に現場に出向いて職人と触れ合うことが多い筆者が、ガーディナルの性能を解説します。



旭トステム

旭トステム外装株式会社は、サイディングの製造・販売をメインとする会社。AGC株式会社株式会社LIXILの外装部門を統合して設立。

LIXILグループ会社という位置付け。窯業系サイディングのみならず、金属サイディングや木質サイディング、樹脂サイディング等の取り扱いもある。

公式HP抜粋

余談ですが…

樹脂サイディングはまだまだ普及途上ですが、塩害や凍害に強く、寿命も長い製品です。カナダやアメリカでは50年以上の歴史を持つサイディングです。

カバー工法と呼ばれる、外壁リフォームにも使えるので個人的には今後の展開に期待しています。

ガーディナル(ガーディナルSmart)

公式HP抜粋

メリット

・シーリングレスよる外観の美しさ

シーリングレスのメリットといえばやはり外観の美しさ。アクセントとの色分け部分もスマートな印象に仕上がります。さらにガーディナルは本体接合部、入角、出隅の相じゃくり部分に「カンシキくん」を採用。

カンシキくんとは…新四辺合じゃくり工法専用の機能付き施工部材です。

公式HP抜粋

これにより、出隅、入角、または窓周りにもコーキングが不要。完璧なシーリングレス住宅を実現できます。(軒天、外壁の取り合いにはコーキングが必要)

シーリングレスによるメンテナンスサイクルの延長

仮に板間の目地に一般的なコーキングがあった場合、10年程度でリフォームをしなくてはなりません。

ですが、シーリングレス+強靭な外壁塗膜により、メンテナンスサイクルを伸ばすことが可能です。

外壁単体での色保証15年

公式HP抜粋

セルフッ素コート」はAGCの開発した超耐候性塗料用フッ素樹脂を採用しており

ニチハ、KMEWが外壁単体で10年保証なのに対して、旭トステムは15年保証と業界最長保証。保証内容は変色、褐色。

また、KMEWの光セラと同様に外壁表面には親水機能があるため、セルフクリーニング効果があります。

ケイミューの光セラについてはこちらの記事を参照ください。

さあらにセルフクリーニングに加えて、防カビ防藻機能もあるため、綺麗が長持ち

デメリット

サッシの種類や収まりによっては入角やサッシ周りには結局コーキングが必要な場合がある

カンシキくんが使えない仕様の場合、サッシ周りや入角、出隅にコーキングが発生してしまいます。

ここまでシーリングレスの良さを謳うのであれば、完璧なシーリングレスにしたいものです。

仮にコーキングが必要であった場合、結局改修時に足場が必要なので、リフォーム費用も高額になってしまいます。

作業者のスキルが必要、経年で隙間が発生

まず、新築時の施工段階で作業者のスキルがなければ、外壁接合部の隙間0はかなり難しと思います。

実際に家を建て終わった後に隙間ができ、パテで埋めるというケースを何度か耳にしたこともあります。

また、仮にスキルのある職人が施工したとしても、経年で隙間ができてしまうことは少なくありません。

特に白いサイディングであった場合、かなり目立つことになります。

ガーディナルの公式HPを見ると、こんなページを見つけました。

公式HP抜粋

外装のシーリングだけでもこんなにあるんですよ!シーリングレスにして無くしてスッキリしましょう!

みたいな謳い文句なのでしょうが、今一度住宅にこれだけシーリングがあることを考えてみましょう。

必要だからです!特に日本のような島国は台風や地震も多いので、それだけ動きが加わります。

また、住宅に使われている木材の収縮、サイディングの収縮、地盤の固さ、家の前の交通量など

書き始めるとキリがないですが、動く原因は多々あります。

エクセレントシール(純正品)

エクセレントシール

2019年のカタログに試験データを発見しました。

厳しく言います。試験条件の記載が一切ないので、全然わかりません。

伸び率:こんなに伸びるんです!......元々何mmだったの?

繰り返し試験:15000回収縮しても大丈夫!......何%の拡大、収縮を加えたの?

耐候性試験:30年相当の紫外線を当ててもひび割れしません......コーキングの厚みは?

外壁単体で15年保証が出るのであれば、コーキングメーカーの高耐久を選ぶのがベストでしょう…

フュージェとの比較

ガーディナル(smart)フュージェ    
外壁塗膜セルフッ素マイクロガード
工法新四辺(カンシキくん)ドライジョイント工法
外壁単体保証15年(変色・褐色)10年(変色・褐色)
純正シールセット保証最大30年(減額あり)最大30年(減額あり)
デザイン ラインナップ67種168種
公式HPデータ抜粋

フュージェの詳細は下記記事で確認!

まとめ

ガーディナルの性能

メリット

シーリングレスで仕上がりは綺麗

外壁単体で15年の保証付き

セルフッ素で綺麗が長持ち

デメリット

経年での隙間ができるリスクがある

結局コーキングを打つパターンもある

純正シーリングの性能がいまいちわからない

フュージェとの比較

外壁デザインのラインナップは少ないが、性能は大差ないと感じる。

保証もそこまで大きな差はない

以上を参考にして、サイディング選びに失敗しないようにしましょう!

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  • この記事を書いた人

nora913

外壁リフォームに携わる製品の営業を7年目。外壁、防水、塗装に関するクレームでの現場調査件数は300件以上。100社以上のリフォーム業者や塗装業者、防水業社へアプローチ。日本シーリング協会が発行する「シーリング技術管理士」取得。
兼業ライターとしても活動中。

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