新築サイディングの選び方

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新築サイディングの選び方5選 失敗しない色合わせと組み合わせを紹介!

注文住宅で打ち合わせ中なんだけど、外壁の色や柄が多過ぎてどれを選べばいいかわからない!

そもそも色や柄選びを間違えて損することってある?

サイディングっていう板を選べば間違いないんだよね?

住宅における、外装は、いわば「家の顔」です。

こだわり抜いて作る家なので、後悔はしたくないですよね。

もちろん好みのデザインや色を選ぶのは大切ですが、その他気にした方がいいポイントは多数あります。

  • 品質や特徴
  • 耐久性、寿命
  • 色のバランス  などなど

本記事では、サイディング選びに失敗しないためのポイントや失敗事例、おすすめの色の組み合わせかたなどを紹介します。

すでに内装のレイアウトや設備選びで時間がかかって、疲弊していませんか?

サイディング選びはスムーズに進めて、余裕のある打ち合わせにしていきましょう。

人生で一番高い買い物といっても過言ではない「住宅購入」を間違わないためにも、ぜひ最後までご覧ください。

新築外壁で選ばれているのはサイディングが9割

サイディング住宅
画像引用:ニチハ株式会社公式HP

新築住宅の外壁にはさまざまな種類があります。

  • サイディング
  • 塗り壁(モルタル)
  • ALC など

それぞれに特徴がありますが、今回はサイディングにスポットを当ててご説明いたします。

下記表にもある通り、現代の戸建住宅におけるサイディングの採用率は90%

https://www.nyg.gr.jp/toukei/index.html (引用:一般社団法人日本窯業外装材協会)

中でも「窯業系サイディング」が75%近くをしめています。

では一体サイディングとはどのようなものなのか、解説していきます。

サイディングとは

建物の外壁に貼る仕上げ板で、セメントや金属、樹脂などで作られています。

耐火性があり、安価で、重量も軽く扱いやすいため、日本の住宅のほとんどで採用されています。

デザインや色も豊富で、個性を出しやすいのも魅力の一つです。

サイディングの種類

サイディングは下記のような種類があります。

  • 窯業系サイディング
  • 金属サイディング
  • 木質系サイディング
  • 樹脂サイディング

その中でも「窯業系サイディング」がずば抜けて人気です。

セメントで作られているので、表面加工が容易、安価に製造ができることが人気の裏付けといえるでしょう。

また近年、サイディングの表面加工技術も発達しており、「長寿命」なサイディングが注目されています。

新築の住宅でサイディングを選ぶときの5つのポイント

サイディング選びのポイント

それではサイディングを選ぶ時の5つのポイントを解説していきます。

これから紹介するポイントを抑えていれば、サイディング選びに失敗するリスクは格段に減らすことができるでしょう。

品質、寿命(期待耐用年数)

サイディングメーカーやグレードによって、大きく変化してくるのが品質と寿命です。

業界では「期待耐用年数」といって「どのくらい長持ちするか」という基準があります。

品質や寿命が良いものほど高価になるので、予算や他の部材(シーリングや屋根など)のグレードを考慮して選ぶ必要があります。

寿命は、サイディング本体の性能と板の厚み、表面加工のグレードなどで変わってきます。

色、デザイン

意外と知らないのが、色やデザインを気にしなければならないということです。

私はこの業界で働いているので、不具合のでやすい色やデザインを知っています。

ズバリこの2点には気をつけたほうがいい

  • ブラックや濃紺、濃い茶色などの濃色系と呼ばれる色のサイディング
  • 凹凸の激しいゴツゴツしたデザインのサイディング

結論からいうと、濃色系の板は熱を吸収しやすく、サイディング本体の膨張収縮が大きいためおすすめしません。メーカーの厳しい基準を通過して商品化されているので、品質的に問題はないと思います。ですが、経験上、濃色のサイディングの方が、不具合の発生率は高いと感じています。

また、欠けなどの補修に使うタッチアップ塗料の色褪せやサイディングに付着してしまったシーリング材の白化などが目立つのも濃色のサイディングです。

サイディングの厚み

サイディング板の厚みは耐久性や寿命に大きく関わってきます。サイディングが普及した当初は12mmの厚みが一般的でした。その際、反りや破損などさまざまな不具合が発生し、どんどんサイディングの厚みが増えていったのです。

今では最薄は14mmで一番厚みのあるサイディングは21mmもあります。

サイディングの厚みが薄すぎる(14mm)リスクについては下記記事にてまとめていますので、気になる方はぜひご覧ください。

サイディング色や柄のバランス

サイディングを選ぶ際、色のバランスも重要になってきます。デザインサイディング普及し、多くの貼り分けができるので、好みのサイディング板を合わせることができます。

ですが、ファッションと同じで「柄×柄」や「タイル調×レンガ調×木目調」などでは主張が強すぎてうるさくなってしまいます。

好みのものを選びたいところですが、周囲の景観も考慮して選ぶようにしたいですね。

立地環境

立地環境によってサイディング選び方は重要になってきます。

例えば、「全面日当たりのよい戸建て」の場合、全体を黒のサイディングにした場合、下記のようなリスクが考えられます。

  • サイディング板の熱膨張や収縮による劣化の促進
  • 太陽の熱を吸収し、室内が常に暑い状態になってしまう

もちろん黒のサイディングはシックでスタイリッシュなイメージがあるのでいいとも思いますが、立地環境によっては不向きな場合があるのです。

新築でよくみるサイディングの色選びでの失敗例

サイディングが汚れやすい原因は立地条件に起因する

では、サイディング板選びを失敗してしまった例を2つみていきましょう。

汚れやすい環境

山間の草が生い茂っている環境や、家の隣が田んぼだったり川が流れていたりなどの環境で、真っ白のサイディングを選ぶとカビや苔などの汚れが目立ってしまいます。

また、交通量の多い国道沿いや近くに工場がある場合も、白系のサイディングは不向きです。

近隣に馴染んでいない

落ち着いた色の家が立ち並ぶ住宅街で、派手な柄のサイディングを選ぶとポツンと外観が浮いてしまうことがあります。

例えば「打ちっぱなしコンクリート」や「深緑のサイディング」をアクセントではなくメインで使うと、ほのぼのとした住宅街だと悪目立ちしてしまうのです。

新築でおすすめのサイディング色の組み合わせ

ここからはおすすめのサイディングの組み合わせをTwitterで見つけたので紹介します。

基本的なルールを守れば、おしゃれな家になること間違いなし!

ベース8+アクセント2

メイン一色と思いきや、玄関周りだけにアクセントを入れるとおしゃれに仕上がります。アクセントを2割にする場合、派手すぎる色でもスッキリまとまるのでおすすめです。

上下で貼り分ける

上下で色を変えることでメリハリがでて、存在感のある家に仕上がります。欧風なイメージにしたいなら淡色と濃色(ブルー系)を混ぜること。淡色同士でも落ち着いた雰囲気になります。柄もの2つを合わせるのはやめておきましょう。

あえて1色でスタイリッシュに

白でも黒でも1種類のサイディングにすると、逆にこだわりのある家になります。コンセプトのある家づくりをする人ほど1種類になりがちではないでしょうか。

あえて打ちっぱなしコンクリート柄1種でも落ち着いた雰囲気になります。

まとめ 新築住宅でのサイディングの選び方は重要

好みの柄を選ぶことは大事ですが、下記点には注意しましょう。

  • デザインのバランス
  • 耐久性
  • 品質と寿命
  • 立地条件
  • 立地環境

家を買うのは人生で一番高い買い物です。後悔しない。失敗しないようにじっくりゆっくり選びましょう。

最後に...外観がどうしても気に入らない方へ

どうしても外観が気に入らない方は、一部塗り替えやサイディングの張り替えが可能です。

ただ、新築を建ててすぐなので、金銭的には辛い部分があるかもしれません。

「気に入らないけど我慢して住む」

「毎日みることになるので、思い切って部分リフォームをする」

お財布と相談してみましょう。

リフォームを検討するなら、相見積もりは必須!一括見積サイトを使うと手間が省けて便利です。

下記にて詳細を解説していますので、ぜひご覧ください。

  • この記事を書いた人

nora913

外壁リフォームに携わる製品の営業を7年目。外壁、防水、塗装に関するクレームでの現場調査件数は300件以上。100社以上のリフォーム業者や塗装業者、防水業社へアプローチ。日本シーリング協会が発行する「シーリング技術管理士」取得。
兼業ライターとしても活動中。

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