【外壁塗装するべきかわからない人必見】誰でもできる外壁劣化診断4選と訪問営業のワナ

※本ページはプロモーションを含んでいます。

外壁塗装がわからない

いなり

戸建住宅の外装に詳しい、住宅資材のメーカー勤務8年目のサラリーマンです。戸建住宅の新築、改修について発信しています。特に外壁(サイディング)やシーリング(コーキング)のニッチな内容が得意です。わたし自身5年前に戸建住宅(建売)を購入し、そのとき気になった点や大変だったことをまとめて発信しています。

ガマくん

外壁塗装の主な目安は新築から10年目ってよく聞くけど、どうやって判断してるの?

ラビちゃん

外壁塗装の訪問営業がきて、「今すぐにしないと大変なことになる」っていうてるけどほんと?

外壁塗装で失敗した例や、悪徳業者に当たってしまった例をテレビなどで目にするたび、不安になりますよね。

誰に相談したらいいかわからないし、教えてくれる人なんて早々いないですし、、、

そこで、今回は「誰にでもできる」外装の劣化診断について解説します。

ラビちゃん

そろそろ10年だし塗装すべきかな?でも業者にお願いするほど劣化していなさそう...

本記事を読むと、下記のようなメリットがあるので、ぜひ最後までご覧ください。

  • 外壁塗装のおおよそのタイミング(劣化度合い)がわかる
  • 訪問販売を断れる
  • 悪徳業者に騙されない
  • 不安を解消できる

外装材ごとの劣化診断

外装材には主に「外壁」「コーキング材」の2つがあります。

それぞれ、劣化症状は異なるので、一つづつ見ていきましょう。

外壁のチョーキング

現代の戸建住宅の9割以上は「サイディング」という外壁が使用されています。

サイディングはセメント板の表面をコーティングしたもので、デザイン性や作業性に優れています。

サイディングが劣化すると表面塗装が外的要因に分解され、「白化(はっか)」や「チョーキング」といった不具合が発生。

手で触ると白い粉が手に付着するのです。

チョーキングが発生することは、サイディング表面の防水性の低下を意味しているため、早期の塗り替え工事が必要となってきます。

結果的に、サイディングのチョーキングは塗り替えのサインといえるでしょう。

外壁の浮きや反り

チョーキングしていない場合でも、サイディング本体に浮きや反りが発生していると、劣化が進行している場合があります。

手で押してもどる程度の浮きや反りであれば、ビス留めや釘打ちで補修が可能です。

しかし、過度な浮きや反りが出ている場合「サイディングの張り替え」が必要になるため、塗り替えよりも高額な補修費用が必要となります。

そうならないためにも下記のような定期的な点検は必要です。

  • 実際にサイディングを押して確かめる。
  • 30cm定規などをサイディングに垂直に当ててみて、反りがないか確認してみる

浮きや反りの早期発見は、補修費用を抑えることにつながります

詳細は下記にて解説していますので、ぜひご覧になってください。

コーキングのチョーキング

サイディングだけでなく、コーキングにもチョーキングが発生します。

コーキングとは、サイディング同士の隙間や冊子や窓の周りの隙間を埋める防水材で、ゴムのように伸び縮みすることで室内への雨水の侵入を防ぐ役割があります。

白系のサイディングやコーキングの場合、チョーキング現象が確認しづらいので実際に手で触れて確認しましょう。

コーキングにチョーキングが発生する要因としては、目地の拡大時の紫外線ダメージの蓄積やコーキングの深さ不足があげられます。

コーキングのひび割れや切れ

目地の劣化

コーキングは目地の動きや紫外線などの外的要因によって劣化します。

前述したチョーキングの場合、美観が損なわれますが防水性能に問題はありません。

ですが、目地底まで到達するコーキングのひび割れやサイディング板との剥がれ、切れといった症状の場合、早期の補修が必要となってくるのです。

調べる方法は目視。

高所であれば双眼鏡などを使うといいでしょう。

下記記事にてコーキング劣化症状について詳細に解説しています。

外壁診断飛び込み営業に注意

これまでの劣化症状を求めて、外壁診断の飛び込み営業がきます。

悲しいことに、訪問販売のリフォーム工事の相談件数は年々上昇傾向にあります。

訪問営業の相談件数
参考資料:独立行政法人国民生活センター

正しい診断をしてくれる優良業者も多いですが、下記のような特徴のある業者には要注意です。

不安をあおってくる

「すぐに補修しないと雨漏りしてしまいます」

「手遅れになる前に外壁塗装しておきましょう」

「今以上劣化が進行すると通常の倍以上の工事費用がかかってしまいます」

以上のように、不安をあおってくる営業があるようです。

またひどい場合は、築3〜5年程度の物件でも

「今のうちに塗装で表面を保護して、きれいな状態を維持してましょう」

などの謳い文句で、外壁塗装を進めてくる業者もいるようです。

まずはお断りして、他の複数業者に診断をお願いしてみましょう。

相談できないようにしてくる

「即決いただくと、〇〇万円サービスしますよ」

「今決めていただければ、足場は無料にします」

など、即決すれば高待遇をうけられる提案をしてきます。

甘い話についつい契約をしてしまう人もいるようです。

これは、他の業者に相談させない手口で一気に囲い込みにきています。

そもそも、「大幅な値引き」をしてくる業者は悪徳業者の可能性が極めて高いのです。

外壁塗装は高い買い物なので、じっくり考えるといってまずは断りましょう。

外壁診断飛び込み営業を上手に断るコツ3選

断り方

では、上手に断るにはどのようにすべきなのでしょうか。

ここからは、上手に断るコツを3つ解説します。

初めからキッパリと断る

「考えておく」

「今忙しいので...」

「お金がないので...」

上記のような曖昧な断り方だと、隙をついた質問や提案をしてきます。

「話をするつもりはありません」

「提案はいりません」

としっかり断ることが重要です。

訪問営業マンは断られ慣れているので、同情する必要はないですよ。

営業か否かを確認する

もしかしたら宅急便?地域の回覧板?

とわからない場合、営業か否かの確認をとりましょう。

営業であれば、キッパリと断る。

訪問営業の中には、ダラダラ話をするけれど「営業」ということをなかなか言わないことがあります。

アンケートにすら答えない

ちょっとした質問やアンケートに答えたりすると、どんどん突っ込んだ話をしてきます。

相手の土俵に入ってしまうと抜け出せなくなってしまうので、質問には答えないようにしましょう。

最低限教えておきたい外壁の知識

外壁塗装の基礎知識

外壁はどのように劣化していくのか、最低限知っておいて欲しい知識を解説します。

毎日劣化している

外壁やコーキングは日々劣化しています。

劣化要因は以下の通り。

  • 紫外線
  • 排気ガスや工場の煙
  • 苔やカビ など

このような外的要因により、劣化が促進されます。

まじまじと外壁を眺める機会はないと思うので1年に数回、目視でも構わないので外壁のチェックをしましょう。

毎日動いている

紫外線などの劣化とは別で、毎日目に見えない程度の動きによっても劣化は促進されます。

  • サイディング板の膨張と収縮
  • 住宅に使われている木材の膨張と収縮
  • 地震などの揺れ など

特にコーキングは、動きに追従するための防水材です。

日々、伸び縮みすることで劣化が促進されているのです。

立地環境によっては劣化が早い

下記のような立地条件だと、一般的に外装の劣化は早いといわれています。

  • 交通量の多い国道沿いの家
  • まわりに日光を遮るものがない場所
  • 濃色系の外壁が使われた住宅

前述した「外的要因や動き」が顕著にあらわれる立地環境だと、期待耐用年数は短くなってしまうのです。

まとめ

誰でもできる外壁診断4選

  • 外壁のチョーキングの確認
  • 外壁の浮きや反りの確認
  • コーキングのチョーキングの確認
  • コーキングのひび割れや切れの確認

こんな訪問営業には気をつけよう

  • 不安をあおってくる
  • 相談できないようにしてくる

訪問営業を上手に断る3つコツ

  • 初めからキッパリと断る
  • 営業か否か確認する
  • 質問に答えない


無知であるほど、外壁塗装で損をしてしまう確率は上がってしまいます。

また、知らなければ業者に不備を指摘することができないですよね。

当サイトでは外壁塗装に関して、それぞれに特化した記事をご用意しております。

また、外壁塗装の費用や流れについては下記記事にて解説してますので、ご覧ください。

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外壁塗装をするなら地域相場の把握は絶対条件といっても過言ではありません。

残念なことですが、外壁塗装業の業界では、いまだにぼったくり業者は存在します

フォアちゃん

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