リフォーム コーキングとかで検索すると「オートンイクシード」ってよく見るんだけどこれってなに?そんなにいいものなの?
確かに、いろんな塗装屋さんのHPで紹介されているね!
オートンイクシードはハイスペックなコーキングで、リフォームと相性のいいコーキングです。どうせ塗り替え工事をするなら長持ちするものが良いと考える人が増えてきているので、採用する塗装業者も増えているようです。お値段は一般品と比較すると少々高くなりますが、製品としてはNO.1と筆者は考えます。
一般的なコーキング剤より価格が高い製品なのに、なぜオートンイクシードがこれほどまでに塗装会社、リフォーム会社から人気なのか、徹底的に解剖しました!ぜひ最後まで、読んでください!
それでは100件以上のリフォーム会社にアプローチした筆者が、オートンイクシードの評判がなぜ良いのか解説していきます!
損してない?住宅ローンの比較してる?
住宅ローン選びで一番多いパターンは「不動産業者に勧められた金融機関での借り入れ」です。
不動産業者が提携している金融機関へ審査を出して、そのまま借りるケースが一般的になっています。
前提として、不動産業者が提携している金融機関が悪いといっている訳ではありません。
ですが、数千万円ものお金を借り入れる訳ですから、多額の金利を支払うことになります。
それなのになぜ「比較をしないのか」
例えばフラット35で3000万円借り入れたとします。
金利 | 総返済額 |
金利1.8%の場合 | 約3947万円 |
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住宅ローン選びに正解を。モゲチェックオートンイクシードのカタログから読み解く
正直に書きます。リフォーム会社のHPでのオートンイクシードの性能紹介がバラバラすぎて、どの情報が本物なのかわかりません。各サイトをみて思ったこと。わかったことは、
- 元々はオートンイクシード15+という製品名だった(性能が今よりも低い)
- 期待耐用年数と保証年数がごちゃ混ぜになっている
- OEM製品も販売されており、これもごちゃ混ぜになっている
こういった古い情報や誤った情報が多数あるため、どれが正しいのか見分けがつきにくくなっています。
でも安心してください。オート化学工業が公式で発行しているオートンイクシードカタログとオートンイクシードリフォームガイドブック、オートンイクシード保証書を入手しましたので、その内容に沿って解説していきます。
また、公式HPにも詳細がありましたので、こちらの内容も参考にしています。
オートンイクシードの性能、耐用年数
オートンイクシードの期待寿命は30年。保証年数は15年です。(新築は20年)他メーカーでは、これほどの長期保証は見たことがありません。
耐久力、耐候性ともに過酷な試験条件で行っており、これが保証の裏付けとなっているようです。
また、この長期寿命を実現しているもう一つの理由としては、長期的な柔軟性の維持があげられます。
一般的に、コーキングには可塑剤というものが含まれており、この成分は経年で流出する特性を持っています。こうなると、コーキングのゴム物性が失われてしまうのです。
オートンイクシードは、独自開発した樹脂を使用することで、流失成分のない、柔らかさが長期的に持続できるコーキングとなったのです。
さらに、流出成分がないことでコーキングの上に塗装することも可能です。こういった製品を一般的に「ノンブリード」と呼びます。
各性能についての詳細は下記記事にまとめていますので、ご一読ください。
一般品との比較表を作成しました。
耐久性 | 耐候性 | 塗装性 | 汚染性 | 期待耐用年数 | 保証年数(リフォーム) | |
オートンイクシード | 30年 | 30年 | ◯ | ◯ | 30年 | 15年 |
一般高耐候品(変成) | 20年 | 20年 | × | × | 20年 | 10年 |
一般汎用品(変成) | 10年 | 10年 | × | × | 10年 | 5年 |
オートンイクシードの価格と施工単価
これだけのスペックを持った製品が、安価なはずはなく、一般品の1.5倍〜2倍近くの価格が確認されています。(大手通販サイト調べ)
ただ、性能面を考慮して、コーキングの材料価格が2倍になったとしても、オートンイクシードを使用する方が長期的にお得になるのです。
メンテナンスサイクルの長期化
初期投資が少し上がっても、30年以上の長いスパンで見た時にお得になるという考え方です。
図のように、一般品を使用した場合、5年ごとの点検と10年ごとの塗装工事が必要です。30年でおおよそ3回の塗装工事が必要となってきます。
ですが、オートンイクシードと高耐候塗料を使用することで、15年後に点検、仮に劣化があったとしても部分補修で済むかと思います。そして30年後に状況次第で再塗装。
この場合、メンテナンスも再塗装も1度で済みます。一般品を使用した場合と比較して、2回分の工事費用がかからないという想定となります。
また、材料単価が2倍=工事単価が2倍というわけではないので安心してください。一般品を使用した施工単価に200〜400円/mがプラスされぐらいではないでしょうか。
オートンイクシードの色数の多さ
オートンイクシードの色見本を確認すると、200色以上が基本色としてあります。職人の話によると、調色希望は対応していなそうですが,,,
この色数の多さもイクシードの良い評判につながっていると思います。
では、色数が多いことでどういったメリットがあるのでしょうか。
塗装の色と近い色のコーキングを選べる
塗装の色と近い色のコーキングを打つことで、コーキングの上に乗った塗装が割れてしまった場合、下地のコーキングも同色なので、割れが目立ちにくいという効果があります。これを「共色施工(ともいろせこう)」と呼びます。
柔らかいコーキングの上に塗装をすると、動きが生じた際に、塗膜が割れてしまいます。特に、高耐候の塗料になればなるほど、塗料が硬くなる傾向にあります。(無機やフッ素など)
ですが、塗装の割れが発生した場合、コーキングメーカーも塗装メーカーも補償対象外としているため、責任の所在特定が難しくなる傾向にあります。
こういったクレームを避けるためにも、業者は多色在庫のリスクを背負って、塗装と同色のコーキングを使用します。色数が多いほど、対応できるので重宝されるというわけです。
クリア塗装に対応できる
既存のサイディングの柄をあえて残しておきたい時に、透明の塗装をかけることがあります。その際、サイディングの柄や色に対応できるコーキングの色が必要になります。さらに塗装がコーキングの上に乗るので、塗装性がよく、ノンブリードタイプ出なくてはなりません。その条件に当てはまるのが、オートンイクシードです。
後打ち工法に対応できる
あえてコーキングの上に塗装をのせない工法を「後打ち工法」と言います。後打ち工法をすることで、先述した塗装の割れのリスクがなくなります。ですが、コーキングが紫外線に直接さらされるため、塗装がかけられたコーキングと比較すると早期に劣化してしまいます。なので、耐候性の高いコーキングが必要となります。また、塗装と同色のコーキングを選ぶ必要があるため、多色展開しているコーキングが必要です。この条件に当てはまるコーキングこそ、オートンイクシードなのです。
まとめ
スペック(性能)が高い
高耐久。高耐候。塗装性良好。汚染性が低い。ずっと柔らかい。耐用年数30年。保証年数20年。
メンテナンスサイクルを引き伸ばせる
高耐候塗料と併用することで、メンテナンスサイクルを長期にすることが可能。
初期費用はかさむが、長期的に見ると断然お得に!
ノンブリードタイプなのに色数が多い
「共色施工」「後打ち工法」「クリア塗装」など、幅広い工法に対応できる。
元請け、施主さん、コーキング業者、みんな安心!
オートンイクシードがリフォームで選ばれる理由に納得ですね!初期費用はかかるもののその後数十年の安心を買えると考えるとお得なお買い物ではないでしょうか。
ぜひ参考にしてみてください。
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