外壁リフォームでケチってもいいところはある?
一番安い材料で工事をお願いすれば費用は抑えられるわよね?
外壁リフォーム費用を抑えたいのであれば、ある程度の知識が必要です。
この記事では、費用を最大限まで抑える知識を7つ紹介しています。
知識を知り、実践することで外壁リフォーム費用を数万〜数十万円抑えることができる確率が急激に上がります。
外壁リフォーム見積書の内訳の把握
最重要なのが、見積書の見方を理解しているかどうか。
例えば「コーキング工事 一式 〇〇万円」と書かれていた場合、
何も知らないとそのまま工事をお願いしてしまします。
結果、かなりのマージンを載せられている場合が多いんです。
見積書の主な項目をまとめました。
損しないため、費用を安く抑えるためにしっかりと把握しておきましょう。
足場
家の周りに設置する仮設足場。外壁面積全体の「m2」で出されることが一般的です。
飛散防止のメッシュありなしで金額が多少異なります。
養生
周辺の車や窓などを汚さないように、マスキングテープやマスカーで保護すること。
誤って塗料が飛んでしまって汚すのを防ぎます。基本「一式」で出されます。
洗浄
高圧洗浄機でが壁の汚れを洗い落とします。
水をかけるだけの業者もいるので圧力の確認も必要です。
圧力が強すぎても、外壁をいためてしまうので注意しましょう。「m2」で出されることが一般的です。
外壁塗装下塗り
下地処理としてシーラーと呼ばれる下塗り塗料を塗ります。
下地の材質や状態、使用する仕上げ塗料によって適正なタイプが変わります。
塗料との密着や強度をあげるなどの効果があるため、下塗りは必須です。
外壁塗装上塗り2回
下地処理後、塗装の工程へ。
多くの製品が中塗り⇨上塗りと2回にわけて塗装します。
手抜き工事であった場合、2回塗りをせず、材料や手間を浮かせてくる場合があるので注意しましょう。
また、グレードもさまざまなので、メーカーや製品名の把握は必須です。
下塗り、上塗りともに「m2」で見積もりが出されます。
コーキング
外壁の隙間や窓などの開口部に打ち込む防水材。
固まるとゴムになり、雨水など侵入を防ぐ役割があります。
外壁リフォームの場合、
既存のコーキングを撤去してから新しいシーリング材を打ち込む「打ち替え」
既存のコーキングの上に重ねて打つ「増し打ち」があり、それぞれで施工代金が異なります。
見積もりは「m」が出されます。
「打ち替え」「増し打ち」のそれぞれで見積もりが出されているか。
「一式」や「m2」で出されていないか確認をとりましょう。
諸経費・運搬費
廃材処理費用や職人の交通費、駐車代などをまとめて諸経費とすることが一般的です。
こちらは「一式」でも問題ありません。工事代金全体の5%〜10%程度が相場です。
外壁リフォーム一括見積サイトで相見積もりをとる
外壁リフォーム一括見積サイトを使って、複数社の見積を比較しましょう。
個人でクチコミや検索で地元業者を探すのは骨の折れる作業です。
悪徳業者に騙される人の多くは、相見積もりをとっていない傾向が見られ、1社だけの見積では、相場を知ることができません。
結果的に、外壁リフォーム一括見積サイトを使うことで費用や時間の削減につながります。
外壁リフォームの助成金、補助金を活用する
外壁リフォームでも助成金や補助金が支給されるケースがあります。
住んでいる地域の自治体によって内容は異なるので、自治体のHPを調べましょう。
外壁リフォーム一括見積サイトによっては、助成金や補助金がいくら支給されるのか、どのように申請すればいいのか教えてくれるところもあるので活用しましょう。
ざっくりですが、助成金は「10万円〜20万円」ほど受け取れる場合が多いです。
外壁リフォームはハウスメーカーではなく、専門業者に依頼する
費用を抑えるためには、ハウスメーカーではなく専門業者に依頼しましょう。
ハウスメーカーに依頼した場合、中間マージンが数十%取られます。
さらに下請け、孫請けへの施工発注となり、それぞれにマージンが発生します。
結果、専門業者に依頼するより、3割増の費用がかかることとなります。
ハウスメーカーに依頼するメリットがないわけではないので、それぞれのメリット、デメリットをまとめておきます。
メリット | デメリット | |
ハウスメーカー | ・大手の安心感 ・保証延長ができる ・自分主導で工程が組める | ・とにかく費用が高い ・営業が知識に乏しい場合がある ・下請け、孫請け任せの場合がある |
専門業者 | ・費用が抑えられる ・施工品質が安定している ・塗料の選択肢が多い ・知識が豊富 | ・倒産リスクが大手より高い ・保証延長はできない ・優良業者の見極めが難しい |
外壁リフォームは春や秋などの繁忙期を避ける
外壁リフォーム閑散期の梅雨・冬は価格交渉に応じてもらいやすい時期です。
ですが、繁忙期の春(3〜5月)と秋(9〜11月)とは異なり、雨や雪などで工期が延びてしまう可能性が高いことがデメリットとしてあげられます。
梅雨時期の場合、「窓を締め切る」「室外機を養生しているためエアコンが使用できない」ことがあるので注意しましょう。
外壁リフォームは長期的に考えて材料を選ぶ
外壁リフォームで使用される塗料やコーキングは、長寿命の製品を使って長期的にメンテナンス費用を抑えましょう。
下記図をご覧ください。
長寿命の製品を選ぶことで、初期費用はかさんでしまいます。
ですが、10年.15年.20年と長い目で見たとき、メンテナンスサイクルを伸ばすことで工事回数が抑えられています。
結果、長期的に住む場合は長寿命製品を選ぶことで、メンテナンス費用を抑えることができます。
仮に、あと十数年しか住まないとわかっている場合は、安価な標準スペックの材料で問題ありません。
外壁リフォーム費用を抑える為にしてしまうNGパターン5選
1.DIYに挑戦する
部分的な箇所であれば、問題ない場合が多いですが、大規模では話は別です。
高所作業が危険。道具の準備に時間とお金がかかる。品質が安定しない。...etc
あげればキリがありません。
2.訪問販売の大幅値引きやモニターに食いつく
はっきり言って悪徳業者です。
「即決してくれた場合O十万引きです!」や
「モニターを探しているので、今決めてくれると足場費用は無料です!」
相見積もりを取らせないための手法です。絶対に話に乗ってはいけません。
3.値引き交渉をしつこくする
せっかくココロよく値引き対応をしてくれたのにも関わらず、しつこく値引き交渉をするのはおすすめできません。相手も人間です。
いちど相手の立場になって考えてみましょう。
あまりにしつこい場合、工程を省かれる可能性もあるので注意しましょう。
4.外壁と屋根の塗装ををセットで行わない
今回は予算がきついので外壁塗装だけお願いして屋根の塗装は来年にしようかな...
逆に費用がかかります。単純に足場費用が2倍に膨らみます。
多少無理をしてでも、外壁と屋根の塗装は同時に行うことをおすすめします。
5.放置する
多少ボロボロでもまだいけるだろう...
もう少し様子を見ようかな...
危険です!
外壁にヒビが入っていたり、コーキングが切れていたりしている場合、雨漏りを起こすきけリスクが急激に高くなります。
仮に雨漏りした場合、外壁リフォーム以上の費用がかかります。
外壁やコーキングのリフォームサインを見つけたときに、すぐに対応できるように、外壁リフォーム費用は日々積み立てておきましょう。
まとめ
ここまで読んでいただいたあなたには、外壁リフォーム費用を抑えるための知識が身につきました。
- 外壁リフォーム見積書の内訳の把握
- 外壁リフォーム一括見積サイトで相見積もりをとる
- 外壁リフォームの助成金、補助金を活用する
- 外壁リフォームはハウスメーカーではなく、専門業者に依頼する
- 外壁リフォームは春や秋などの繁忙期を避ける
- 外壁リフォームは長期的に考えて材料を選ぶ
- 外壁リフォーム費用を抑える為にしてしまうNGパターン5選
特に重要なのは「相見積もりをとって、相場を把握すること」です。
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外壁塗装をするなら地域相場の把握は絶対条件といっても過言ではありません。
残念なことですが、外壁塗装業の業界では、いまだにぼったくり業者は存在します。
被害にあわないためにも、外壁塗装の地域相場を知っておく必要があるんだね!
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