建売住宅を購入して、いよいよ引き渡し間近のあなた。
ふと、こんなことが頭をよぎっていませんか?
担当の営業さんにお世話になったし、お礼って渡したほうがいいのかな…?
渡すとしても、いくらくらい?
そもそも、渡さなかったら失礼になっちゃう…?
こういうモヤモヤ、ありますよね。
一生に一度レベルの大きな買い物。
だからこそ、最後の最後でマナー違反はしたくない。
そこで、建売の引き渡しでお礼は必要なのか、必要ならいくらで何を渡すのか、渡す前に絶対チェックすべきポイントまで、まるっと解説します。
結論から言うと、建売のお礼は基本的に不要です。
でも、理由と例外を知っておくと、堂々と引き渡し当日を迎えられますよ。
この記事を読むメリット
- 建売のお礼が基本不要と言える理由がスッキリわかる
- 渡す場合の相場・品物・NGなものが具体的にわかる
- 渡す前に必ず確認すべきポイントと、引き渡し前後にやるべきことまで動ける
3分くらいで読めるので、ぜひ最後までご覧ください。
建売の引き渡しでお礼は基本的に不要

結論。
建売住宅の引き渡しで、営業担当者へのお礼は渡さなくてOK。
失礼にはあたりません。
ネットで調べるとお礼を渡す人より渡さない人のほうが多いとされています。
とくに建売は、注文住宅にくらべてお礼を渡す割合が低い傾向です。
なぜ建売はお礼が要らない
理由はシンプル。
担当者は仕事として対応してくれているからです。
不動産の仲介には、法律で上限が決められた仲介手数料がかかります。
つまり、あなたはすでに正規の対価を会社へ支払っている状態。
そのうえで個人にお金を包む必要は、基本的にありません。
いわれてみれば、ちゃんと手数料は払ってるもんね。
建売はお礼する相手がそもそも少ない
これが注文住宅との大きな違い。
注文住宅だと、地鎮祭や上棟式で大工さん・現場監督に心付けを渡す場面があります。
でも建売は、完成済みの家を買うスタイル。
地鎮祭も上棟式もなく、職人さんと顔を合わせる機会もほぼありません。
つまり、お礼を考える相手は営業(仲介)担当者くらい。
渡すか渡さないかで悩む場面そのものが、ぐっと少ないんです。
不要とわかったところで、次はそれでも渡したい人向けの相場を見ていきましょう。
わたしは売建だったので、監督に渡しました。が!
現場にはほぼ来ず、連絡もなし。取り返したい気持ちでいっぱいでした。
それでもお礼を渡したいときの相場と品物

不要なのはわかった。でも、感謝の気持ちは形にしたい
そんな人も多いですよね。
その気持ち、すごく素敵です。
相場は2,000〜5,000円の菓子折りが無難
渡すなら、2,000〜5,000円程度の菓子折りが目安です。
ポイントは気を遣わせない金額にすること。
1万円を超えるような高価なものは、かえって相手の負担になります。
選ぶなら、個包装で日持ちする焼き菓子がおすすめ。
事務所のみんなで分けられるので、受け取ってもらいやすいんです。
- クッキー・フィナンシェなどの焼き菓子(個包装)
- コーヒー・紅茶のセット
- バームクーヘン・ラスクなど定番の詰め合わせ
現金・商品券は避けたほうが無難
けっこう大事なポイント。
現金や商品券は、受け取りを禁止している会社が多いんです。
会社のルールはだいたい次のどれか。
- 現金・金券はNGだが、菓子折りならOK
- 会社宛て(事務所への差し入れ)はOK、個人宛てはNG
- そもそも一切受け取り禁止
ネット上には「商品券を5,000〜20,000円ほど包んだ」という声もあります。
ただ、これは注文住宅や大工さん向けが中心で、建売の営業担当にはあまり当てはまりません。
| お礼の種類 | おすすめ度 | ひとこと |
|---|---|---|
| 感謝の言葉・手紙 | ◎ | お金がかからず一番喜ばれる |
| 菓子折り(2,000〜5,000円) | ○ | みんなで分けられる個包装が◎ |
| 現金・商品券 | △ | 受け取り禁止の会社が多い |
| 高額なギフト | × | 気を遣わせるので避ける |
つまり、迷ったら言葉+ちょっとした菓子折りが最強。
お礼を渡す前に必ず確認したい3つのこと

せっかく用意したのに受け取ってもらえない…。
そんな残念な事態を防ぐために、この3つは押さえておきましょう。
- 会社がお礼OKかをそれとなく確認する
- 渡すなら「個人宛て」か「事務所宛て」かを決める
- 現金・金券は避け、品物(菓子折り)にする
とくに大事なのが1つめ。
お礼をお渡ししても大丈夫ですか?と一言聞いておくだけで、ムダがありません。
規則で禁止されているのに無理やり渡すと、逆に担当者を困らせてしまいます。
注意
「内緒で…」と無理に渡すのはNG。トラブルや、担当者の余計な負担につながります。受け取ってもらえるか不安なら、最初から手紙や言葉で伝えるのが安全です。
気持ちが空回りしないように、まず確認が大事。
お礼を渡すタイミングと渡し方(のし・手紙)

渡すと決めたら、タイミングと渡し方も大事。
タイミングは「引き渡し・決済が済んでから」
ベストは、残代金の決済と引き渡しが無事に終わったあと。
引き渡し当日は、書類のサインや手続きで担当者もバタバタしています。
その場で渡すか、落ち着いてから事務所へ郵送するのもアリです。
のしは「紅白の蝶結び・御礼」
菓子折りにのしを付けるなら、次のようにします。
- 水引:紅白の蝶結び(何度あってもよいお祝い事のため)
- 表書き:御礼
- 名入れ:自分(送り主)の名前
品物を渡さないなら手紙で十分
会社の方針で品物が渡せないときは、手紙やメールで感謝を伝えればOK。
むしろ、これが一番喜ばれることも多いんです。
(手紙の文例)
このたびは、マイホーム購入にあたり大変お世話になりました。
はじめてのことばかりで不安な私たちに、最後まで親身に対応していただき、本当に感謝しています。
新しい家で、家族そろって楽しく過ごしていきます。
お礼の話はここまで。
じつは、引き渡し前後にはお礼より優先したいことがあるんです。
お礼より大事?引き渡し前後にやるべきこと

お礼で頭がいっぱいになりがちですが、もっと優先すべきことがあります。
それが火災保険と引っ越し、そしてご近所挨拶です。
①火災保険は引き渡しまでに決めておく
新居は、引き渡しと同時に自分の財産になります。
つまり、その瞬間から火事や災害のリスクは自分持ち。
住宅ローンを組む場合、火災保険の加入が条件になっていることがほとんど。
引き渡しに間に合うよう、早めに決めておきたいところです。
知っておきたいのが、火災保険は会社によって保険料が大きく変わること。
不動産会社に勧められるまま入ると、割高になってしまうこともあります。
面倒な火災保険えらびは、一括見積もりでサクッと比較。
同じ補償でも、複数社を比べるだけでムダなく賢く決められます。
②引っ越しの準備も早めに動く
引き渡しが決まると、次はいよいよ引っ越し。
引っ越し料金も、業者やタイミングで金額が大きく変わります。
1社だけで決めると、相場より高く払ってしまうことも。
こちらも複数社をまとめて比べておくのが、節約のコツです。
③じつは一番大事なのは「ご近所挨拶」
担当者へのお礼より、長い目で見て大切なのがこれ。
これから何十年も住む土地です。
最初の挨拶で良い印象を残しておくと、ご近所付き合いがぐっとラクになります。
挨拶の品も、500〜1,000円程度のタオルやお菓子で十分。
気負わず、笑顔で
これからお世話になります!
と伝えれば大丈夫です。
お礼に悩む時間も大事ですが、こっちもお忘れなく。
最後に、よくある質問でモヤモヤを解消しておきましょう。
建売の引き渡し・お礼に関するよくある質問

お礼を渡さないと、失礼になりますか?
なりません。
担当者は仕事として対応しており、仲介手数料も支払っているので、渡さなくても問題なし。
感謝の言葉だけでも十分です。
建売でも、大工さんや現場監督にお礼は必要ですか?
基本的に不要。
建売は完成済みの家を買うため、職人さんと接点を持つこと自体がほとんどありません。
現金で渡しても大丈夫ですか?
避けたほうが無難。
現金や金券は受け取りを禁止している会社が多く、相手を困らせてしまうことも。
渡すなら、みんなで分けられる菓子折りが安心です。
引き渡し当日に渡せませんでした。後日でも大丈夫?
問題ありません。
むしろ当日は手続きで忙しいので、落ち着いてから事務所へ郵送するのもおすすめです。
手紙を添えると気持ちが伝わりやすくなります。
建売のお礼は気持ちが伝わればOK

最後に、ポイントをおさらいします。
- 建売の引き渡しでお礼は基本不要。渡さなくても失礼にならない
- 渡すなら2,000〜5,000円の菓子折り(個包装で分けやすいもの)
- 現金・商品券はNGの会社が多いので避けるのが無難
- 渡す前に「お礼OKか」を確認。手紙や言葉だけでも十分喜ばれる
- お礼より、火災保険・引っ越し・ご近所挨拶を優先しよう
お礼はやらなきゃいけない義務ではなく、ありがとうを伝えたい気持ちが主役。
無理のない範囲で、あなたらしく感謝を伝えれば大丈夫です。
そして、引き渡しが近いなら火災保険と引っ越しの準備はお早めに。
どちらも比較するだけで数万円変わることもあるので、今のうちにチェックしておきましょう。